紡ぐ輪
心象風景

        
     
〜リュウノウギク〜


駆け抜けていく秋を惜しんで
野菊の花が咲き競っている

輝くような彩を見せた木の葉も
朝日の中で枯れ色を見せはじめ

冬の足音が
すぐそこまで忍びよったのを知った

幾たびの季節がめぐり
風の色も変わったけれど
忘れはしない面影がある

野菊の花に寄せて・・・

過ぎた日の出会い
そして別れ

尽きせぬ思いはあるけれど
あふるる思いもあるけれど

すべては遠く
想い出の彼方へ・・・・


phot&詩:さなえ(花の庵

BGM:Music by Gallery Oto