紡ぐ輪


   ペルセウス座流星群


星の便りに誘われるまま
僕は燧ケ岳へと身支度をした

遙かな山道を
心静めて一歩一歩・・・

陽が西の山陰に落ちると
稜線にかかるミルク色の霧がはれ

見上げれば
闇の中は星灯り
ひとつふたつ・・・
やがて降るように星は流れ

彼方の山並みは
金色
こんじきに輝いている

岩陰に身を寄せ
荘厳な夢幻の舞台を見つめながら

僕は
僕だけの聖なる地で
祈りを込めた

phot:尾瀬夢幻アクアさん



詩&テキスト:さなえ(花の庵)