紡ぐ輪



さぁ〜と一筋の光が降った朝
いつもの土手は
宝石のように煌めいた

ファインダーの中で
光と霜が奏でるコラボレーション

澄み切った朝陽は
冬葉をグラデーションに染め上げた

そっと指を触れると
かすかに春の鼓動が聞こえ

土手のキャンパスはつかの間
小さななドラマを見せてくれる

囁きはじめた鳥の声に
霜はうっすらととけはじめ

やがて・・・・
一日の始まる音がする




photo:「Wonder Square」のれいさん

詩&テキスト:さなえ(花の庵)