紡ぐ輪


〜ささめ雪〜


静まり返った朝
窓を開けると・・・・ささめ雪

ゆっくり昇り始める朝陽
澄み切った光

こんな朝は限りなく優しくなれる
そんな気がした

風が運んだ枯れ花は
壊れやすいガラス細工のよう

語りつくせぬ思いを運んで
ここにいる・・・・
いつの日かまた
姿を変えて生命を紡いでいこうと

ささめ雪は
春へのメッセンジャー

やがて・・・・

ふつふつと地から鼓動が聞こえ
若い萌黄の草たちが踊りだす


photo :野の花自然写真館のnonofho さん
       
詩&テキスト:さなえ(花の庵)