紡ぐ輪
未来へ
    
〜トオゴクサバノオ〜

朽ち葉を持ち上げて
わたしは顔を上げた

未来へ・・・・
そんな大きな気持ちを持って

山の春は遅く
見上げる空では
季節が行き違おうとしていた

自然は何一つ無駄なく
循環を繰り返し繰り返し
生命を紡いでいく

朽ち葉たちのおかげで
暖かな春を迎えたわたし・・・

つかの間を精一杯生きて
次の未来へ生命を託そう

朝の光はわたしを促した
さぁ・・・・・・
美しく開きなさいと




phot:「山の写真・野の写真」のridge_lineさん


詩&テキスト:さなえ(花の庵)