紡ぐ輪
  〜ふるさとの情景〜



地に降り積もった純白の雪が
やがて解け

小さな芽吹きの生命が
ふつふつと湧き出すように

長い時間をかけて
いつの間にか
心の奥底に棲みついた
ふるさとへの安らぎを
自分の中に見た

それぞれの場所に佇みながら
そっと寄り添う思いがある

幾つもの出会いと別れを
繰り返し繰り返し

それでも尚
鮮やかな
春が来ることを待ちながら・・・



  

phot:&詩&テキスト:さなえ(花の庵


 BGM:星の吐息じろーさん