紡ぐ輪
朝のドラマの中で

 〜新舞子干潟〜

月の灯りも
星の瞬きも
朧になる刻

ゆっくりと干潟の朝が
明けてゆく


やがて東の空が赤く焼け
鏡のような水面を染め上げた

僕は言葉なく佇む
荘厳な朝のドラマの中に・・・

この刻を瞼に焼付け
心にきざんで
生きてきた

今年初めての陽が昇り
街灯りの中
変わりない一日が始まろうとしている


phot:「信道館ホームギャラリー」
信道館さん